定時に帰る仕事術
2009年4月12日http://onlinedoga.net/
定時に帰る仕事術
デキる上司は定時に帰る/小松 俊明
¥1,365
Amazon.co.jp
以前の自分の上司を連想し、本屋さんで手に取りました。
その人から学んだことは、仕事をする上で、ムダなことはしないということ。
思考や行動にムダがなければ、こんなに仕事が早く終わるのだといことを、思い知らされました。
遅くまで仕事をする習慣のあるボクの会社でも、その人は仕事をさっさと済まして帰っていました。
この本で良いなと思ったのは、こんなところ。個人としてのパフォーマンスの観点でのポイントと、上司としてのパフォーマンスの観点でのポイントがありました。
【個人としてのパフォーマンス】
・メールに即レスする
すべてのメールに即レスするという方法です。
メールの返信が遅いのは決断力のなさであり、決断力がないことによって仕事もダラダラとやってしまうとボクは思います。
ただ、メールに即レスするのも、今すぐ回答できる内容でなければ、難しいもの。
そういう場面で、筆者はこう提案しています。
「メール頂きました。詳細は○日の×時までに返信します。」
とメール自体には即レスをし、相手の求めている内容については、相手の求めているレベルで熟考して返信する、というルールです。
・パフォーマンスの高い人は謝罪上手
自分の上司であった、優秀な人は謝るのがとても上手いと思いました。
その人の謝り方の特徴は、
① すぐに謝る
② 素直・正直に謝る
③ 謝ると同時に解決策を提案している
③は、問題を解決するという思考回路が日常的に働いていないとすぐにはできないことかもしれません。
しかし、①と②はボクでもすぐにできそうなことです。
やはり、すぐに正直に謝ることで、相手の信頼を損なうのは少なくて済むだろうし、解決策を提示できると、より安心感をもってもらえると思います。
【上司としてのパフォーマンス】
・ミスを報告してくれたことを評価する
これは自分の気持ち余裕がなければできないことだと思います。
そのためには、次の優先順位での思考回路が必要になるでしょう。
① 部下がミスを報告しなかった場合を考えると、ミスを報告してくれたことで、その問題に対処することができる、と考える
② その問題に対処するにはどうしたらよいかを考える
③ ミスが起こった原因を考えて、それを回避するための方法を考える
「もー、なんでミスするの?」と考えたりすることは二の次で、まずミスを報告したくれたことで、もっと悪い事態になるのを回避してくれたと評価する。
それ自体、難しいことかもしれませんが、ミスの報告に対してすぐ怒ってしまえば、ミスを報告してくれた部下も「ミスの報告はしたくないな」と思い、上司も「なんでミスするんだ!プンプンっ」と部下がミスしたことに囚われてしまって、気持ちの余裕がなくなります。
これでは、お互いにデメリットがあると思います。
思考回路を変えることで、お互いがより仕事がやりやすい状況に変えることができる。
それを作り出すのは、まず上司なのでしょうね。
・働く理由をやる気の出る言葉に変換して部下に伝える
会社のメリットは、しばしば社員にとってのデメリットに繋がります。
長く働くことが好きでない人にとっては、長時間働いて成果を出すのは、会社にとってはメリットかもしれませんが、その人にとってはデメリット。
そういう思考を、よりよい方向に持っていくために、部下に働く動機やビジョンを語ることが上司には必要だと、著者は説いています。
長時間働くことで、その人にとってどんな成長があるのか、今頑張ることによって将来どんなポストにつけるようになるとか。
また、長時間働くのが何よりも嫌な人にとっては、今頑張ることでもっと自由のきく部署に移れるとか。
いろんな言葉で、デメリットに思えることも、部下のメリットとして伝えることができます。
著者はこれを「翻訳力」といっています。
こんなこと書いてて、寝坊しちゃだめだよなー自分。
定時に帰る仕事術
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以前の自分の上司を連想し、本屋さんで手に取りました。
その人から学んだことは、仕事をする上で、ムダなことはしないということ。
思考や行動にムダがなければ、こんなに仕事が早く終わるのだといことを、思い知らされました。
遅くまで仕事をする習慣のあるボクの会社でも、その人は仕事をさっさと済まして帰っていました。
この本で良いなと思ったのは、こんなところ。個人としてのパフォーマンスの観点でのポイントと、上司としてのパフォーマンスの観点でのポイントがありました。
【個人としてのパフォーマンス】
・メールに即レスする
すべてのメールに即レスするという方法です。
メールの返信が遅いのは決断力のなさであり、決断力がないことによって仕事もダラダラとやってしまうとボクは思います。
ただ、メールに即レスするのも、今すぐ回答できる内容でなければ、難しいもの。
そういう場面で、筆者はこう提案しています。
「メール頂きました。詳細は○日の×時までに返信します。」
とメール自体には即レスをし、相手の求めている内容については、相手の求めているレベルで熟考して返信する、というルールです。
・パフォーマンスの高い人は謝罪上手
自分の上司であった、優秀な人は謝るのがとても上手いと思いました。
その人の謝り方の特徴は、
① すぐに謝る
② 素直・正直に謝る
③ 謝ると同時に解決策を提案している
③は、問題を解決するという思考回路が日常的に働いていないとすぐにはできないことかもしれません。
しかし、①と②はボクでもすぐにできそうなことです。
やはり、すぐに正直に謝ることで、相手の信頼を損なうのは少なくて済むだろうし、解決策を提示できると、より安心感をもってもらえると思います。
【上司としてのパフォーマンス】
・ミスを報告してくれたことを評価する
これは自分の気持ち余裕がなければできないことだと思います。
そのためには、次の優先順位での思考回路が必要になるでしょう。
① 部下がミスを報告しなかった場合を考えると、ミスを報告してくれたことで、その問題に対処することができる、と考える
② その問題に対処するにはどうしたらよいかを考える
③ ミスが起こった原因を考えて、それを回避するための方法を考える
「もー、なんでミスするの?」と考えたりすることは二の次で、まずミスを報告したくれたことで、もっと悪い事態になるのを回避してくれたと評価する。
それ自体、難しいことかもしれませんが、ミスの報告に対してすぐ怒ってしまえば、ミスを報告してくれた部下も「ミスの報告はしたくないな」と思い、上司も「なんでミスするんだ!プンプンっ」と部下がミスしたことに囚われてしまって、気持ちの余裕がなくなります。
これでは、お互いにデメリットがあると思います。
思考回路を変えることで、お互いがより仕事がやりやすい状況に変えることができる。
それを作り出すのは、まず上司なのでしょうね。
・働く理由をやる気の出る言葉に変換して部下に伝える
会社のメリットは、しばしば社員にとってのデメリットに繋がります。
長く働くことが好きでない人にとっては、長時間働いて成果を出すのは、会社にとってはメリットかもしれませんが、その人にとってはデメリット。
そういう思考を、よりよい方向に持っていくために、部下に働く動機やビジョンを語ることが上司には必要だと、著者は説いています。
長時間働くことで、その人にとってどんな成長があるのか、今頑張ることによって将来どんなポストにつけるようになるとか。
また、長時間働くのが何よりも嫌な人にとっては、今頑張ることでもっと自由のきく部署に移れるとか。
いろんな言葉で、デメリットに思えることも、部下のメリットとして伝えることができます。
著者はこれを「翻訳力」といっています。
こんなこと書いてて、寝坊しちゃだめだよなー自分。
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