増補改訂版 最新トリックカード徹底解説!
2011年5月8日http://recyclesnavi.com/
増補改訂版 最新トリックカード徹底解説!
2003年に発行された同書の重版にあたり、カタログ的な要素を廃してマジックの作品集として改訂しました。
新作6作品を加えて、全23作品を収録している。
★印が新規掲載の作品です。
内容
第1章 トリックカードを使用するマジック
・カラーチェンジオープナー
リフルシャフルにより4枚のAを出現させるオープナー。
裏向きのAが1枚ずつ表向きになり、クライマックスでは全ての裏模様が変化します。
・コーション
一組のデックから任意に4枚のカードを抜き出します。
その中から1枚をJと交換するとパケットは4枚のJに変化します。
続けて1枚のJを裏面の色が違うAと交換すると全てAに変化し、裏の色も変わります。
・カラーチェンジングJ1(★)
一組のデックから3人の観客にそれぞれカードを選んでもらいます。
演技者はデックから4枚のKを出現させ、それらのKを使って選ばれたカードを探し出します。最後に4枚のKは裏模様の色が変化します。
・バルバロッサ(★)
色違いのデックを二組利用したAとKのカラーチェンジ現象。表面(AとK)の交換現象に裏面のカラーチェンジも組み合わさっています。
・はだかの王様
童話「はだかの王様」にちなんだストーリーマジック。
4枚のKのうち、観客の選んだKだけが予言されており、残りのKは白いカードに変化します。
・ヒプノタイジングカード
AtoKのバリエーション。
4枚のAが1枚ずつKに変化し、再びAに戻ります。テーブル上のKのパケットは白いカードに変化します。
・MARKS(★)
クラブの2を示し、カードの縁をなぞるとダイヤの2に変化します。再び縁をなぞるとマークがなくなり白くなります。消えたマークの代わりに空中から2枚のAを取り出します。
・バームクーヘン(★)
4枚のAが瞬間的に白いカードに変化します。白くなったカードの中にクラブのAが現れますが、残りの3枚は同じクラブの2~4になっています。
・クリンギング
2人の観客にサインしてもらったカードが裏面同士くっついてしまうマジック。
ダブルフェイスを使用。
・クリンギングリセット(★)
エースtoキングにサインされたカードくっつくクリンギング現象を組み合わせたマジック。4枚のAと4枚のKの移動(変化)マジックの後、Aが1枚消えてデックの中から現れます。そのAの裏面には観客が最初にサインしたカードが貼り付いています。
・カラードエースアセンブリ
マクドナルドエーセスのバリエーション。
4ヶ所に置いたAが1ヶ所に集まり、更に裏面の色も変化します。
・イリーガル
一組のデックから取り出した4枚のJの裏模様が変化するマジック。
クライマックスでは4枚とも違う模様に変化します。
・4インパクト(仮)
観客にサインしてもらったカードを別に用意した色違いのKのパケットに入れます。
Kの裏面の色が変わった後に観客のカードがなくなってしまい、デックの中へ移動します。
・パーフェクトトライアンフルーティーン
一組のデックから2人の観客にそれぞれカードを選んでもらいます。
1人目のカードはデックに戻し、表裏をバラバラに混ぜた状態から観客のカードだけが表向きに現れます。
2人目のカードはデックに戻さず、同じように表裏を混ぜた状態から、選んだカードと同じスートだけが表向きになります。
残りのデックを表返すと、全てのカードが白く変化している。
・マジシャンvsマジシャン
1枚のカードを観客に選んでもらいます。
デックをカットすると4枚のAが順々に出現します。
その後デックをスプレッドすると4枚のKが3枚の裏向きのカードを挟んでおり、それらは観客の選んだ数字と一致している。
クライマックスでは4枚のAの裏模様が変化し、残りのカードは白く変化します。
・Be true to your bestself 2(★)
4枚のKを使って観客の選んだカードを探し出すマジック。デックから抜き出した4枚のKをデックの間に通すと、選ばれたカードと同じ数字のカードがKの間に挟まり、残りのカードは全て白くなってしまいます。
・アクロバティックカラーチェンジングデック
観客がサインしたカードをリフルする音を頼りに当てるプレゼンテーションのマジック。
1枚ずつカードを表返すがサインはなく、最後には観客の選んだカード以外が表向きになっています。
しかも観客のカード以外は裏面の色も変化しているダブルクライマックス付き。
第2章 レギュラーカードで出来るマジック
・新エースの出現
観客にカットしてもらったところからそれぞれAが出現するマジック。
・タンブリングオープナー
表裏バラバラに混ぜたデックをカットしながら、4枚のAを取り出すオープナー現象。
4枚目のAを探したと同時に、最初に選んでもらった2人の観客のカードも探し出します。
更にデックはマーク毎に揃っています。
・トライ&フー
トライアンフのバリエーション。
ザローシャフルを使わないところがこだわりポイントです。
・リ・イグザミン
プレイイットストレートのバリエーション。
このマジックもザローシャフルやパイルを反転させるような怪しい動作を極力排除した手順です。
・W&O
オイル&ウォーターのバリエーション。
赤、黒それぞれ4枚ずつのカードを交互に混ぜた状態で元に戻ったり、逆になったり・・・。
・探偵ビジター
探偵カードにビジターを組み合わせたマジックです。
観客の選んだカードを2枚のJで挟んで探し当てますが、次の瞬間になくなってしまい、別のところにある2枚のJの間から出現します。
こぼれ話
2007年には重版の話をいただき、比較的早めに原稿は書き直したものの、大人の都合(笑)で発売が1年以上もずれ込んでしまいました。
このために序文にタイムラグがあったり、著者紹介を校正していなかったりと気になる部分が見え隠れしていますが、本文のマジックは問題なくお楽しみいただける内容と自負しております(誤植などあったらこっそりメールで教えてくださいね)。
まあ2008年中に発売されて、最新カードマジック徹底解説!(2002年)から続く連続発行記録が途切れなくて良かったです。
増補改訂版 最新トリックカード徹底解説!
2003年に発行された同書の重版にあたり、カタログ的な要素を廃してマジックの作品集として改訂しました。
新作6作品を加えて、全23作品を収録している。
★印が新規掲載の作品です。
内容
第1章 トリックカードを使用するマジック
・カラーチェンジオープナー
リフルシャフルにより4枚のAを出現させるオープナー。
裏向きのAが1枚ずつ表向きになり、クライマックスでは全ての裏模様が変化します。
・コーション
一組のデックから任意に4枚のカードを抜き出します。
その中から1枚をJと交換するとパケットは4枚のJに変化します。
続けて1枚のJを裏面の色が違うAと交換すると全てAに変化し、裏の色も変わります。
・カラーチェンジングJ1(★)
一組のデックから3人の観客にそれぞれカードを選んでもらいます。
演技者はデックから4枚のKを出現させ、それらのKを使って選ばれたカードを探し出します。最後に4枚のKは裏模様の色が変化します。
・バルバロッサ(★)
色違いのデックを二組利用したAとKのカラーチェンジ現象。表面(AとK)の交換現象に裏面のカラーチェンジも組み合わさっています。
・はだかの王様
童話「はだかの王様」にちなんだストーリーマジック。
4枚のKのうち、観客の選んだKだけが予言されており、残りのKは白いカードに変化します。
・ヒプノタイジングカード
AtoKのバリエーション。
4枚のAが1枚ずつKに変化し、再びAに戻ります。テーブル上のKのパケットは白いカードに変化します。
・MARKS(★)
クラブの2を示し、カードの縁をなぞるとダイヤの2に変化します。再び縁をなぞるとマークがなくなり白くなります。消えたマークの代わりに空中から2枚のAを取り出します。
・バームクーヘン(★)
4枚のAが瞬間的に白いカードに変化します。白くなったカードの中にクラブのAが現れますが、残りの3枚は同じクラブの2~4になっています。
・クリンギング
2人の観客にサインしてもらったカードが裏面同士くっついてしまうマジック。
ダブルフェイスを使用。
・クリンギングリセット(★)
エースtoキングにサインされたカードくっつくクリンギング現象を組み合わせたマジック。4枚のAと4枚のKの移動(変化)マジックの後、Aが1枚消えてデックの中から現れます。そのAの裏面には観客が最初にサインしたカードが貼り付いています。
・カラードエースアセンブリ
マクドナルドエーセスのバリエーション。
4ヶ所に置いたAが1ヶ所に集まり、更に裏面の色も変化します。
・イリーガル
一組のデックから取り出した4枚のJの裏模様が変化するマジック。
クライマックスでは4枚とも違う模様に変化します。
・4インパクト(仮)
観客にサインしてもらったカードを別に用意した色違いのKのパケットに入れます。
Kの裏面の色が変わった後に観客のカードがなくなってしまい、デックの中へ移動します。
・パーフェクトトライアンフルーティーン
一組のデックから2人の観客にそれぞれカードを選んでもらいます。
1人目のカードはデックに戻し、表裏をバラバラに混ぜた状態から観客のカードだけが表向きに現れます。
2人目のカードはデックに戻さず、同じように表裏を混ぜた状態から、選んだカードと同じスートだけが表向きになります。
残りのデックを表返すと、全てのカードが白く変化している。
・マジシャンvsマジシャン
1枚のカードを観客に選んでもらいます。
デックをカットすると4枚のAが順々に出現します。
その後デックをスプレッドすると4枚のKが3枚の裏向きのカードを挟んでおり、それらは観客の選んだ数字と一致している。
クライマックスでは4枚のAの裏模様が変化し、残りのカードは白く変化します。
・Be true to your bestself 2(★)
4枚のKを使って観客の選んだカードを探し出すマジック。デックから抜き出した4枚のKをデックの間に通すと、選ばれたカードと同じ数字のカードがKの間に挟まり、残りのカードは全て白くなってしまいます。
・アクロバティックカラーチェンジングデック
観客がサインしたカードをリフルする音を頼りに当てるプレゼンテーションのマジック。
1枚ずつカードを表返すがサインはなく、最後には観客の選んだカード以外が表向きになっています。
しかも観客のカード以外は裏面の色も変化しているダブルクライマックス付き。
第2章 レギュラーカードで出来るマジック
・新エースの出現
観客にカットしてもらったところからそれぞれAが出現するマジック。
・タンブリングオープナー
表裏バラバラに混ぜたデックをカットしながら、4枚のAを取り出すオープナー現象。
4枚目のAを探したと同時に、最初に選んでもらった2人の観客のカードも探し出します。
更にデックはマーク毎に揃っています。
・トライ&フー
トライアンフのバリエーション。
ザローシャフルを使わないところがこだわりポイントです。
・リ・イグザミン
プレイイットストレートのバリエーション。
このマジックもザローシャフルやパイルを反転させるような怪しい動作を極力排除した手順です。
・W&O
オイル&ウォーターのバリエーション。
赤、黒それぞれ4枚ずつのカードを交互に混ぜた状態で元に戻ったり、逆になったり・・・。
・探偵ビジター
探偵カードにビジターを組み合わせたマジックです。
観客の選んだカードを2枚のJで挟んで探し当てますが、次の瞬間になくなってしまい、別のところにある2枚のJの間から出現します。
こぼれ話
2007年には重版の話をいただき、比較的早めに原稿は書き直したものの、大人の都合(笑)で発売が1年以上もずれ込んでしまいました。
このために序文にタイムラグがあったり、著者紹介を校正していなかったりと気になる部分が見え隠れしていますが、本文のマジックは問題なくお楽しみいただける内容と自負しております(誤植などあったらこっそりメールで教えてくださいね)。
まあ2008年中に発売されて、最新カードマジック徹底解説!(2002年)から続く連続発行記録が途切れなくて良かったです。
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